大人のためのADHD診断 チェックポイント 職場タイプ4人の実例

どこの会社にも、必ず困った人達がいるものです。

彼らはとても目立ち、即いじめや中傷の標的になってしまいます。

定形発達(健常者)とは明らかに違う彼らの行動に決まったパターンがあります。

大人のADHD、決して性格ではない、職場でちょっと迷惑で上からのADHDの人をチェック、診断する。

1.大人ADHD  チェックポイント

(1)明るく人当たりが良い ( 一人世界のマイペース )

  • 人あたりがよく 積極的なコミュニケーション
  • 一方的で無駄にしゃべりすぎる(多弁で相手や周りがみえてない)
  • 年齢不相応のかまってちゃん

(2)欲求に率直な発言や行動 ( 自己抑制 )

  • 思ったことを口にし、自分の話や自慢 上からの話方を控えられない
  • 人の話は長く聞けない (反応が乏しい)
  • 話に割り込んできて 自分中心で話す
  • 長くじっとしていられない
  • 人の好き嫌いが激しい
  • 自分の好きなことだけやっている
  • キレやすい

(3)自分の問題が分からない ( 認知 )

  • 謝らない
  • 悪口 不平不満が多く 些細なことで怒る
  • 上司や人に注意されても素直にきかない
  • 常識がなく 話の辻つまが合わない

2 大人ADHD  職場4人の実例

会社の後輩Aさん

電話営業の仕事で、少し後に入ってきた40代半ばのAさんはとても話しやすくすぐに親しくなった。

同じ時期に入った他みんなで飲みに行った時のことだ。

始めからとても話が盛り上がっていた。

Aは、ストレートの酒を間に水も入れずにハイペースで飲み、一人だけどんどん次の酒を追加していく。

その飲みっぷりや食べっぷりには皆、度肝を抜いた。

もともと声の大きなAは笑い声も目立ち、少ししてお客の一人に騒がしいと注意を受けるが、少しするとまた元の調子。

ハラハラしながらもどんどん酔っていく始末。

注意しても酔ってないの一点張りで、そのうち度々の子供からの帰れコールや仲間の注意、しかしまだまだ飲んでいたいという葛藤に追い詰められ 突如ブチ切れお金を投げ捨てるようにし帰ってしまう。

Aは年齢より大分若く見え、会社での服装も年齢とはかけ離れたミニスカートやショートパンツ、趣味で通ってるヨガで着用している肩や脇など露出した格好で来て周りから注意を受けていた。

電話中も腰には健康器具をあて、顔には美顔器のコロコロをあてながらで、これには課で一番厳しい先輩が立ち上がり皆の目の前で上司に言い 即その場でやめさせられた。

この日から毎日のようにその先輩グループから中傷され始めた。

この件についてグループラインでAは「皆の前で言うなんて大人げなさすぎる」とコメント。

次の日、グループラインの一人が上司に言いつけた先輩とたまたま仲良く話してるのを見たAは「このラインはもう必要なくなった」と一方的に退出してしまう。

元々初めにやろうと言い出し、自ら頻繁にメールを送ってきてたラインだった。

日頃も、大胆不敵で自身の話もオープンに話す。

「長男は引きこもりで家族が皆仲悪く私の居場所がない」

「自分は不器用で男っぽい性格だから女性の多い会社では浮いてしまう」

「毎日飲みすぎてアル中だ」

ある時は朝からエレベーター内で「ストレスでお酒飲みすぎて太った」とまくし立て他の階から人が乗ってきても話をやめない。

出るべき研修も毎週欠席、理由は「その日はダンスの大好きなO男先生の日だから」と堂々と悪びれもしない。

ベテランとの圧倒的な仕事の実力の差も分からず「私が仕事で認めてるのは誰と誰と誰だけで 誰は認めない」と上からの物言い。

お酒が入ると上司(独身)にもため口、気分をちょっと害され「自分の結婚の心配したら」と間髪いれずに返す。

自ら自身の過去の不倫話も打ち明ける。

「子供は知ってるの?旦那さんとは大丈夫?」聞くとAは「〇〇さんは今まで人を好きになったことはないのー 」と食って掛かってくる。

会社の先輩Bさん

入社当時、上司から席をBさんの隣と指示された。

Bは70代一番の年長者で社歴もダントツで長かった。

初めの頃「私達はぜーんぜん意地悪なんかじゃないのよ~」と独特の上からの年長の話し方が印象だった。

その後Bが何か変だと気づくのに時間はかからず、気付いたときは時すでに遅し。なんと話が全く途切れない。

Bの席右側は壁、前後の人にはわざわざ話しずらい=話す相手は私だけ。

Bは毎朝早めにきて自分の準備を終えると体ごと私の席へ向き待機状態。

私を発見するや否やこちらの状況構わず一方的なトークが始まる。

ある時、相づちをうちながら作業してると「ちょっと聞いてるのおー」と今度は人のパソコンの画面を身を乗り出して覗き込みあれこれ聞いてくる。

聞こえないふりやBに背を向け忙しそうに見せても全く気付く様子もなく話しかけてくる。

毎回の休憩時間の度その調子で仕事にならない。

本人に言おうと、パソコンの画面を指しながら「すいません今これをやっていますので」と伝えた。

すると「えっ? そんなにさ根詰めてやってたら~ストレスためるわよお~」とおかまいなし。

仕事内容は難易度も高く判定もあり、覚えることも多く話してる余裕などない。

言っても分からないなら無視してほっとく。

すると今度は「ねえねえ、どうしちゃったの?具合でも悪いの~?一体どうしちゃったのよ~〇〇さ~ん」以外にも半泣き状態。

周りには噂好きのベテランの先輩方の目が光っていてその状況をどういわれる分からない。

会社なので朝と帰りの挨拶ぐらいはとしていると、またついつい話して元に戻ってしまう。

再度言ったら分かるか?と「今ちょっとこれをやっていますので」と伝える。

すると「あなたね~そんなことではね大物にはなれないわよ~」とニヤケ笑い。

電話相手にもちょっと慣れこむと「だからさあ~銀行に預けてたってしょうがないって言ってるっつーのおーー」と付け込む。

「うちの会社はナンバー1で~」 短期間でBへのお客からのクレーム2回。

席の移動希望は通らないが原則。

自分で解決しようと試みたが手に負えず上司にBの相談をもちかけたところ、すぐに席を移動。

未だその席には誰にも座らせていない。

Bの娘は40後半でBと同居、嫁に行かずとなげいていた。(Bから直接聞く)

会社の先輩Cさん

左隣の席の50代半ばのベテランCさん、普段人の面白ネタを集めあちこちで笑い声と共に騒がしくしゃべっている。

電話営業中は天性ともいえる人懐こさで客を捉え、トークに花が咲く。

集中力が切れると途端キョロキョロと落ち着かなくなり違うことを始めて、よく上司に注意されるがなおさない。

時間が終了すると一息もいれずに仲間とのおしゃべりが始まる。

たいていがいる人のやトークのダメ出しや悪口。

社内の問題でもあるが 彼らは社歴も長く仕事が出来るため上司も皆誰もが暗黙の了解だ。

Cは一日中帰る時間まで誰かしら事務女性や上司にまでぴったり張り付き、情報を聞き込み一番に知り得て周りに漏らしている。

私の上司への報告も 頼んでもいないのに先に伝えて手間が省けたこともある。

Cは私の左隣の人柄の良いRさんがが大のお気に入りだ。

休憩時間中はしょっちゅう自分の話を聞かせ  彼女が雑誌やスマホを見ている時もいきなり話しかけよく中断させている。

昼休み中は彼女のトイレにまでついていき、その後 徘徊しに(じっとしてられない)一時どこかへ消える。

毎日出社帰社時間の机の上のアルコール消毒と手洗いも日課で、椅子には夏でもブランケットを敷き(直接座れない)他の人の席には一切座れない。

毎日同じ時間に決まった行動はこれだけではない。

Cは、今日や次回来る日の人のスケジュール時間を、しょっちゅう周りに聞いている。

特にRは、帰り時間に毎回Cにスケジュールを確認され報告している。

初めてCの隣の席についた日、もともと空席だったこの机の引き出しにCの荷物が入ったままだった。

Cは引き取って自分の引き出しにしまっていたが、一部の荷物を残していた。

それがいつまでもそのままなので、Cの机の引き出しの中に戻しておいた次の日、人の机を勝手に開けたとCは大怒り。

帰る際に、エレベータ付近でまだそのことについて仲間と騒いでる話声が聞こえる。

私がきた途端Cはピタリと止み「いい?分かった?勝手に引き出し開けないでよっ」と興奮気味に言う。

「はい、ただあの机の引き出しをRさんと二人で使ってるの知ってるでしょう?」言うと「そういうときは私に言って」「だから分かってんでしょ?」「とにかく触らないでっ」言い捨てて去るCの背中に「はいはい絶対にさわりませんよー」返した。

人からお土産をもらってその人がいなくなると「こういうのって買ってまでは食べないわよね~」と言う。

ある人が会社に来られなくなり辞めた時は「荷物も取りに来ることも出来ないの~?」と上司に無神経に聞き「うるさい」と怒られる。

昼休み休憩時間は毎回、Cは私を挟みRに話てくる。

間に挟まれその耳元でボリュームも落とさず永遠話てくる。

たまりかねてたある日、まだまだ話すようなら少し移動してそっちで話すようCに言った。

すると「私たち今までずーとこうしてやってきたんだから それが気に食わないんだったら前の席に行けば~」

普段からの理不尽に耐えかね「自分が行け」といい返した。

まわりはしーんと静まり返り「じゃあ上に行って問題にしたら」と言うので「自分が問題にしろ」と返す。

すると始業時間になっていなくなりよく見ると上司の横に隠れるよう座り込んで告げ口している。

RはCがいないときに謝ってきた。

その後Cと話さなかった。しかし一週間しかもたずまたいつも通り話しかけてきた。

そして忘れたころ謝ってきた。

そんなDも慢性?の胃腸炎がある。

会社の後輩Dさん

40代前半でまだ新人のDさんとは、たまに互いの子供の話をしていた。

Dは小学生と中学生の二人の男の子がいるとは思えないほど若く、いつもハキハキと快活な話し方だ。

Dはこの仕事以外にもイベントの司会の仕事も持っていて会社に来るときは大きな荷物を抱えていた。

机の上には熱心に手書きでびっしり書かれたノート 鼻炎の薬やいくつかのドリンク他色々な物でいっぱいだ。

休憩時間はひきりなしに何か食べながらスマホをいじっている。

電話中は疲れているのか気が付くと居眠りもしばしば。

ある時Dは自分の占い師の名刺をくれた。

既にDから名刺をもらっている人から 鑑定料が一回5000円だと聞いていた。

Dに資格を取るのは大変だった?と聞くと「いえこれ以外にも私 野菜ソムリエの資格や…仕事も数えきれないほど色々な仕事やりましたよ」と修得した資格や仕事の数が尋常ではない。

物知りで話の途中すかさず「それはですね」と解説が始まり、やたら一回一回の話が長い。

そんなある日 会社ではゆっくり話せないからとお茶に誘われ 会社帰りに二人で喫茶店に入った。

Dはお腹がすいているからとコーヒー以外にサンドイッチも頼んで食べ始めながら開口一番「私会社辞めようと思ってて…」。

辞めたい理由は、結局自分が欲しいと思えなければ売れないということらしい。

しかし今の司会業一つではお金が足りなく入社したと言う。

その司会業は本人曰く自身が起業した事業で、今後それ一つにするそうだ。

「〇〇さんも事業したらいいんですよ、将来何年後は機械化が進み仕事がなくなるし 知ってます?何々って…」と知識をひけらかし独壇場。

このぐらいから完全上からの態度を隠しきれない。

喫茶店で大きなカバンからいきなりノートパソコン取り出しセッティング 何かの記事を読むよう勧めるが見ずに聞いてみた。

「だけど事業なんて簡単じゃないでしょう?」それには特に返せない。

30分過ぎたくらいの頃 またカバンから書類を取り出し 今日の本題が始まる。

「でいい仕事があるんですよ これなんですけど試供してアンケートに答えるだけで月12万円もらえて ある時なんか自転車も無料でもらえたこともあったんですよ ただ これをやる人が12人いるんです 昔は3人で良かったんですよね あっ ただ集められないときは私が何人かつけますから この会社〇〇区でもちゃんとした会社で私が調べたので大丈夫です….」

話の途中「人のことは責任取れないから」と断り、それ以上の理由を言う必要もなくDもあっさり書類をしまった。

その後数分くらいのDとの会話。

「実は今の旦那さんは再婚で8つも年上なんです。

当時離婚していて一人の収入だけではやっていけないので結婚相談所に行き そこで年収の高い人を探してもらったんです。

でふたりで話し合い彼にとっても仕事上の都合で私の仕事で条件が良かったので決めたんです。

だから年収は高いです でも生活を始めたら実際はケチケチで〇〇円しか入れてくれなくて足りなくて…」

「子供さんは大丈夫だった?」と聞くと「友達みたいです(夫と子が)でも私本当は働きたくないんです」

「えっ?キャリア積みたいんじゃなかったの?」

「仕事なんかしたくなくて自分の好きなことをやっていたいんです」

そろそろ帰ることを伝えるとDは自分はまだ喫茶店に残ると言いガックリうなだれていた。

その後Dは会社を辞める日「事業が調子にのって一本でやっていきます 場所は銀座で6人でやっていて…」

周りに大きく話ていたが、何ていう会社か尋ねられてもネットには載せてませんの一言。

イベント会社を立ち上げたことになってるが、よく聞くと代表でもなく6人を雇ってるでもない”6人で”募っている”のだそうだ。

こちらの記事もご覧ください→ADHDは親からの遺伝が主な原因 ADHD親はどういう人?子どもの確率は?



3 大人ADHD 診断

4つ例の共通点

  1.  自己中心で一方的 人に与える不快感や迷惑が多い
  2.  非常識で短絡的、考え方や言動がひどく偏っている
  3.  普通に分かることが分からない

4 大人ADHD 検証

ADHDの人当たりの良さとは、他者軽視、他者支配のための条件反射である

うわべだけの営業マンによく似ている。

本物の営業マンは商品や自身の中身で勝負するので等身大でシンプルです。

うわべだけの営業マンは良く見せようと話しすぎたりオーバーアクションで不自然です。

それは自分の一方的な都合と支配があり、人間関係にも同じことがいえます。

それは人との距離感にあらわれ、いっきに近づき一緒を強いる、また馴れ合いで礼儀に欠ける。

対人緊張がなく、言い換えれば他者、相手の気持ちが存在しないのである。

幼い子供と同様、未熟で傍若無人、冷酷にふるまう。

関係は自己都合で、支配か決裂の両極になる。

5 大人ADHD  どうかかわるか

気さくで多弁なADHDの人にペースにふりまわさがちですが、気を許さず気付かれずに距離をおくことです。

刹那的で自己主義者に、心安らぐことなどありません。

問題が起きた際には、相手への否定はもってのほかで、揚げ足を取ってきます。

しかし言う際には、冷静に誰が聞いてもいいよう簡潔に、困る行動にだけに言及することです。

一時的に騒ぎますが続けられなくなります。

家族内で親や夫婦である場合、良く話し合えば分かると思いがちですが膨大なエネルギーを消費するだけです。

8.まとめ

主観や、他者と自分との比較がないためにおこる人とのズレです。

一点の迷いもなく非情で意思の強さには、快不快の感情だけがあり、成熟することのない子供のままの大人がある。

ADHD(多動衝動優勢型)は特に、人と話すときに顕著にあらわれます。

多くは相手との温度差を感じ取り調整しますが、自分の主張が全面にでて相手が見えていません。

周りを顧みず自分の主観からの言動が多く一方的なので、家庭や職場で問題になりやすい。

離婚に至る家庭問題が、子供の将来に多くの問題を残します。

発達障害の認識は今後、社会全体に広く浸透していくことが急務です。

こちらの記事もご覧ください→身近な発達障害 大人の女性のADHDの実例と特徴について