身近な発達障害 大人の女性ADHDの特徴

ADHDを含む発達障害とは何か。簡単いえば相手の立場にたてないということです。性格のように見えますが発達障害の特性です。

発達障害は、困難なことが主に取り上げられますが、優秀な人に多いこともあまり知られていません。

発達障害は、様々な能力差が一般の人より大きくあらわれます。(凸凹といわれます)

そして興味関心が自分のことにだけに向きやすく、一点集中するとその能力が特化しやすい反面、思い込みやこだわり、完全主義がコミュニケーションに問題がでてきます。

それは、好き嫌いが言動に率直にあらわれやすいことです。

ADHDの特徴は大きく、不注意、多動性、衝動性の3つに分かれます。

女性の場合、子供の頃は立ち歩くような多動があまりみられず、殆ど気付かれることがありません。

忘れ物やミス、片付けられない不注意の人か、全ての特徴がみられる混合型の人が多いといわれます。

また、同じADHDでも不注意の人と多動の人では全く印象が違ってきます。

ADHDの特徴は、正確や個性に見えますが、脳の機能不全の症状です。

大人ADHD女性の特徴

特徴は特性と呼ぶこともあります。

不注意優勢型 

  •  共感性に欠け、反応が乏しい
  •  ぼーとして、穏やかな印象

多動衝動性優勢型 多動が目立ちトラブルが多い

    •  白黒はっきりしている(好き嫌い)
    •  仲間意識が強く一緒を強いる(嫉妬が強い)
    •  意にそわなければ態度が翻る(切り捨てる)
    •  衝動性(攻撃的、耐性に弱い)
    •  自分が常に正しく相手を攻めやすい

原因は認知

発達障害は脳の機能障害ですが、脳の機能とは認知機能で、理解力、記憶力、計画力、実行力、想像力です。

コミュニケーションでは、主に理解力と想像力です。

この2つの能力に欠ければ、相手の心情を察することに欠け自分の思いを押し通してしまうことが多く、特に近い関係では対立しやすくなります。

発達障害者はそもそもメタ認知(自分自身のものの見方や考え方に気づくこと)が弱いため、自分自身を客観的に正しく認識する「自己認知」が苦手です。また、他者を正確に認識する「他者認知」が苦手です。 発達障害を仕事に活かす 星野仁彦 p97~

ADHDがプラスに働く例

ADHDの想像を絶するプラスの効果

トランプ氏が発達アンバランス症候群だとしても、あるいはトランプ氏の父親に発達的な偏りがあったとしても、二人とも社会的に見たら大富豪で、その特徴を生かして成功者になったことは間違いありません。

トランプ氏も父親も、好きなことはとことんやり続け、アイデアも豊富で、特有のこだわり(興味限局傾向)があり、過集中、新奇追求傾向、ひらめき、自己中心的な積極性がありました。P180~

多動、気分のムラ、衝動的に行動するなどといったADHDの側面は、裏を返せば、エネルギッシュで、感受性が豊かで、アンテナが鋭くて反応が早いことと言えます。P181~

発達障害を仕事に活かす 星野仁彦より

決められた手順に従うのが苦手なため、独創性が高く、型にはまらず大胆で発想の自由さがあると付け加えています。

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 まとめ

率直で思ったそのままを口にし、一方的で何でも度が過ぎたりします。

諭しても、それのいったい何が悪いのという具合でキレたり、上から口調で、時に激しく人をとことん責めることなどです。

大人の女性ADHDとはどう付き合うかは、振り回されず、許容範囲の境界線を示すことです。

しかし、職場や家族で、上の立場である場合は困難を極めます。

すぐに人と打ち解ける半面、一旦親しくなると距離感が無くなる人もいます。

説明しても全面否定として受けとめやすいので、決して否定をせず、対応として距離をとることも一つです。