脳の機能不全による原因のADHDは改善できる!正しい対処法とは? 

ADHDは先天的な脳の機能不全に起因し、性格や個性ではありません。

ADHDは完治しないが、改善方法があるのです。

脳の特徴は、刺激を入れることで変わりうる。

それはワーキングメモリを強化することです。

科学的根拠に証明された脳のトレーニングプログラムがあります。

これは認知症にも効果があり、時間が経っても効果が減少しないということが証明されています。

 ADHDの原因

ADHDは、遺伝的要因で発症する確率が80%と言われる。その他は環境的要因です。

1 遺伝的要因

2 環境的要因

  •  妊娠中の異常(妊娠中毒症、母親のストレス)
  •  出生時の父親の年齢
  •  出生時の異常(未熟児、低体重出生)
  •  出生後の感染症 乳幼児期の病気

* 機能不全家族による虐待やネグレスト(ADHDと似たような症状を示す。二次障害も起こしやすい)

これらの原因によって、言葉や社会性、運動機能、感情のコントロールがの発達が未熟でアンバランスになる。

遺伝的な要因があるからといって、必ず発症するとは限らない

 脳の仕組み

前頭葉(ひたいの後ろの部分にある)

感情、欲望、衝動性のコントロール、注意の集中や義賊、認知能力、想像力、創造力、言語能力、意欲、推論、記憶を司る

前頭葉はADHDの症状が最も関連している

大脳基底核(脳の中央に位置する)

行動のコントロール、運動の調整を司る

小脳(大脳の下の後方にある)

運動の調整と記憶を司る中枢がある。平衡感覚や筋肉を働かせる役割を持つ。

 脳の機能不全の原因

上記3つの脳部位は、それぞれ独立して機能していなく、互いに関連して働いている。

ADHDの場合、この機能上の関連性が悪いのではといわれています。

そして、脳内の細胞同士の情報伝達を司る「神経伝達物質」のドーパミンやノルアドレナリンなどが不足する代謝の異常。

その他、大脳基底核や前頭葉の部位に病気や機能上の不都合があるとADHDになる。

(てんかん、脳症、脳出血、髄膜炎、新生児仮死など)

 ADHDの特徴

注意欠陥多動性障害(ADHD)という。

不注意 - 注意を適切に集中させることが出来ない

多動 - 落ち着きがなくじっとしていられない

衝動性 - 気になったらすぐ体が動いてしまう、すぐカッとなる

多動・衝動性で突っ走ってトラブルを起こすADHDの子供は、周囲から叱責を受ける言動が多くなり体罰など受けやすくなる。

それがエスカレートして虐待につながることになる。

 ADHDと虐待の関連性

子供を虐待する親の多くは、発達障害ADHDと関係性が高いといわれます。

その主な原因として下記があげられます.

  • 怒りのコントロールがきかない(衝動が制御できない)
  • 認知能力が低い(子供への対応の知識や技術が未熟)
  • 人格の問題(精神疾患、精神障害がある)

ADHD親から幼児期に虐待やネグレストを受けると、その子供は社会性の発達に遅れが見られる

そしてその子供もADHDと全く同じようなる

原因もなくイライラして落ち着かず、感情が不安定で攻撃的になり、自分をコントロールする力が弱いのである。

虐待を受けた子どもも多動性行動障害を示すことが多く、虐待による多動なのか、もともとのADHDなのかという鑑別は非常に困難で、両者がかけ算になっていると考えられるケースも多い。  子ども虐待への新たなケア 杉山登志郎(編著)P11~

このことはまさしく、親の多動が子どものへ刷り込まれ続けて定着されてしまうという現象である。

子どもがADHDではない健常者である場合も、その後回復することは困難を極めるでしょう。

子ども虐待は、うつ病や解離性障害など後年の精神科疾患、非行や犯罪などの触法行為、配偶者間暴力(DV),そしてこども虐待の連鎖など、長年にわたって大きなマイナスの遺産をつくる。   子ども虐待への新たなケア 杉山登志郎(編著)P8~

 

こちらの記事もご覧ください→ADHDは遺伝が主な原因 ADHD親の特徴と子どもの確率

 脳の基本的働きは変わらない

ADHDをはじめ発達障害は、完治することはありません。

しかし環境変えたり周囲の働きかけにより、社会生活を支障なく送ることも可能です。

不注意 - 大人になって残ることが多いいが、工夫や努力で対応できる

多動性 - 症状がおさまることが多い(注意欠陥障害 ADDといわれる)

衝動性 - 訓練次第でコントロールが身につく

1 社会で高収入を得て成功している人々もいます。それには次のような理由があげらえます。

  • 自分を客観的に見られる
  • 自分の適性を見つけられる
  • 自分に合ったパートナーに出会える(結婚)
  • 自分に合った職業に就いている

2 ADHDの特性にうまく対応できない人々もいます。

次のようなが挙げられます。

  • 仕事で成功していても、家族や会社の人々とトラブルが多い。
  • 会社に適応できず心身を病む。
  • 転職を繰り返したり、定職に就けない 無職など。

こちらの記事もご覧ください→大人ADHDの症状か?性格か?診断を受け治療をする 他人事ではないかもしれない

 脳の訓練で改善する

1 ワーキングメモリとは?

読んで理解、段取り、同時進行、計算、集中、などのあらゆる処理能力で多くの高次の認知機能のカギになる重要な能力です。

2 ワーキングメモリトレーニングとは?

ADHDを含む注意症、注意障害や多動、認知症を持続的に改善し知能・集中力を改善する。

認知機能を大幅に若返らさせることが出来る。

現在、ADHDの人が苦手なワーキングメモリを強化する効果が科学的根拠に証明されたプログラム コクメドがあります。

コクメド http://www.cogmed-japan.com/

コクメドってどうなの?こちらもご覧ください。

ワーキングメモリは改善できる!

3 効果は?

子ども ー 忘れ物が減り、指示を聞くことが出来、宿題終らせられる、計画できる、成績上がる、ミスしない、自発性が出る。

大人 ー 複数作業を同時にできる、時間を正しく見積もって計画しプロジェクトを完了する、会議やプレゼンで頭が真っ白にならない、複雑な議論に落ち着いて対応できる。

これらの効果は時間が経っても効果が減少しない!

 まとめ

の機能不全というハンディキャップに、親や周りも気づかずにADHDの人はずっと責められることが多かった。

しかし発達障害の障害特性はマイナス面ばかりでなく天才的な才能も持ち合わせています。

それを生かして活躍している人と、障害を克服できず社会で適応できない人とに大きく分かれてしまいます。

こうしたことから、自分に合った適切な環境や対処法を知ることが非常に重要になってきます。

こちらの記事もご覧ください→大人のADHD  病院の探し方と実績で有名な発達障害おすすめの専門病院