ADHD 仕事の対策と工夫とは? 職業意識と生活スキルを高めることから!

ADHDの人は、生活スキルをアップすることで日頃のミスをなくし「デキる自信」をつけることが大切です。

生活スキルの鍛錬により、物ごとの上達、学業や仕事の向上につながる基礎的な能力を養います。

手際の良さや効率、段取り、しいては正確さとスピード力もついていきます。

しかし、それ以前に職業意識が低いことには、対策も工夫も活かされません。

ADHDとは

ADHDは不注意多動衝動性障害といい3つの特徴があります。

不注意、多動性、衝動性です。

ADHD 特徴

不注意から、日頃注意散漫でミスや忘れることが多い

多動性から、せっかちで落ち着きがない

衝動性から 抑制が効かず我慢が足りない、思いついてすぐ言動しやすい

このADHDの特徴から、周囲とのトラブルが起きやすくストレスを抱えやすい傾向があります。

ADHDの人の傾向から、特性による仕事への支障を挙げてみました。

不注意による

1 同時にいくつも覚えることが難しく忘れっぽい

2 気が散って業務に集中できない

3 優先順位が分からず作業の段取りが悪い

4  デスクのまわりを片付けられない

多動・衝動性による

5 目についたことから取り掛かり面倒なことをあとまわしにする

6 言われてもすぐに理解できない

7 時間管理ができず、期日に間に合わない

これらのことをすぐに解決することは簡単ではありません。

それではどうしたら良いのでしょうか。

ADHD仕事 ミス対策と工夫

ADHDの人は、基本的に仕事場だけでなく私生活を中心に特性の特徴が多くあらわれています。

例えば、忘れやすくてミスや失敗が多いことです。

なので対策案として、普段の生活の場で少しづつ訓練を重ねていくいう方法です。

例えば家事などを、段取りを考え手際よくこなしていくという練習です。

毎日、同じことを、やり方を意識し効率よくすすめ終わらしていきます

その前に、「なぜ仕事に支障が出てしまうのか」を考えてみたいと思います。

不注意は、注意散漫で、一つ一つの作業が大まかで雑になってしまうことですが、自分の好きなことは一生けん命やれるのです。

日頃から好きなことばかりやっていて、やるべきことを後回しで放置されています。

訓練1 不注意 対策

1 忘れないように、メモをするクセをつけます。

2 その間、他のことが気になっても、終えてからにします。

3 先のことがどうなるかも常に想像して考えるクセをつけます。

4 ものを常に定位置に戻し、余計なものを置かないようにする。

4は、慣れないと初めは大変ですが、これを習慣にすることで良いことが6つあります。

 ものを探すことがなくなる

 部屋が常に片付いている

 なので気分が落ち着き次の作業がはかどる

 掃除がすぐ終わる

 なので時間が短縮できる

 余裕時間が増える

使ったものを元に戻すという習慣だけで、こんな効果があるのです!

訓練2 多動・衝動性 対策

5 やるべきことを面倒がらず後回しにせずすぐにやるクセをつけます。

6 自分の話は控えめにし一つ一つゆっくり落ち着いて。人の話をよく聞くようにする。

7 時間に余裕をもって早めに時間を設定するようにする。

何事にもすぐ飽きっぽくめんどくさがりのADHDの人には、の習慣が定着するのはなかなか難しいかもしれません。

なぜなら、できることとできないことのが大きいアンバランスのADHDの人にとって、これまで苦手なことは工夫や対策を取らず、なるべくしないで済ませることが多かったからです。

こちらの記事もご覧ください→発達障害ADHDに向いている仕事 天職と合わない仕事とは?

ADHD 自己管理

ADHDの人は認知能力が低く人間関係でも度が過ぎてしまい、言いすぎたり、やりすぎたり、関係が近すぎたりします。

そのため、人間関係が長くつづかずストレスを抱えやすい。

そして、ストレスに関係なくADHDの人は日頃から、飲みすぎたり、食べすぎたり、買いすぎたり、抑制のコントロールが低い

また、睡眠障害を抱える人が多いことも分かっており、仕事中にウトウトしているのをよく見たりします。

その他に、発達障害の人は睡眠障害をはじめ様々な精神疾患依存症も併存することが多いのです。

こうした背景から、生活面の乱れによる仕事への影響も少なからずあるわけです。

万全なコンディションで、仕事に取り組めることを考えるのも対策と工夫の一つです。

それには自己管理能力が求められます。

そして最後に、仕事に対する意識です。

ADHD 仕事が続かない

ADHDの人は、興味関心のあることには集中力を発揮し持続できるのですが、そうでないとすぐに飽きてしまう。

この差が非常に激しく、満足に仕事ができないうちにダメならさっさとあきらめて次にいきます。

それは、同じことをやり続けることに耐えられないのと、興味が新しいものにいきがちであるのと両方です。

仕事に限らず、ADHDの人はこの調子で付き合う相手も次から次へ変えていきます。

こちらの記事もご覧ください→大人のADHD繰り返す仕事ミスの原因 対処法と解決策



ADHD 職業意識

ADHDの女性で、資格をやたらに持っている人がいました。

占いの資格、野菜ソムリエの資格...。

その数にびっくりして話を聞くと、色々なことに詳しく説明し出したら止まらないのです。

そして、聞いている人を置き去りにし一方的な話ぶりに「あれっ?もしかして…」と思ったのです。

ゆくゆく起業でもするのかと思いきや、そうではなく今の会社もまだ一年も立たずに辞めるのだと。

仕事はしたくないから再婚をしたのだが、夫から十分にお金をもらえない云々..。

資格は何のために修得したのか? 今まで数えきれないほど色々な仕事を経験してきた。結婚相談所で年収高い人を探してもらった。結局仕事をしたくないと???

資格といっても時間もお金も費やすわけで、取るだけで終わりか?。最近また資格を取ったらしく、誇らしく賞状を抱えタイムラインに写真をアップしている。

結局のところ仕事に対しての工夫や対策は、ADHDの人が本気でその仕事にやる気があってこそ活かされ身に就いていくものです

職業意識とは、仕事をする以前の仕事に対しての姿勢です。

そして、このことは仕事だけにとどまらず、恋愛や結婚にも通じるものです。

ADHDの人にとって、仕事を退職することだけでは終わらないのです。

まとめ

仕事上での手際や効率、段取りといった能力を身につけることは、誰にとっても簡単なことではありません。

いかに、意識し、考え、工夫し、対策し、努力し、対処するかは、その人の今の環境や人生への満足度、生き方、姿勢によるものが大きい。

苦手なことを工夫や対策をし克服するのは、結局自分の意視力です。

しかし多くのADHDの人は、そこまで到達することなくその前にあきらめ仕事を変えてしまいます。

自分の傾向を知り、能力に合った仕事の選択もとても重要になってきます。

こちらの記事もご覧ください→忘れっぽくてミスが多い、できないことが多くて仕事が遅い それってもしかしてADHD?