発達障害ADHDに向いている仕事 天職と合わない仕事とは?

明らかにADHDの人に向いてない仕事というのが分かっています。

反対に、普通の人ではなかなか成果を出すことが難しい仕事をなんなくやってしまうのもADHDの人。

このことは、発達障害ADHDの特性に要因があります。

特性とは、好奇心旺盛、独創性豊か、短期集中力、頭の回転の速さなどです。

こうした才能が発揮できるのは、向いてる仕事かどうかで決まるのです。

 ADHD天職に就くと…

誰もが自分に一番向いている天職に就くことができるのなら苦労はありません。

もし天職に就くことができるのなら、それだけで人生の半分が成功しているようなものですね。

そもそも天職の定義とは何なのでしょうか?

仕事中にドーパミンが出ている状態でしょうか

自分にしかできない仕事でしょうか

遊んでいるかのように仕事が楽しめることでしょうか

思わず時間を忘れて没頭してしまう仕事でしょうか

かつて職場に、まさしく天職だなと思う女性ベテランの先輩がいました。

電話の営業で商品を売る仕事です。

実績はもちろんですが、仕事ぶりの様子からまるで知り合いと楽しく長話でもしているかのようなのです。

毎回違う電話相手と、ものの何分で冗談を言いながら笑い、初めて話してるとは思えない会話ぶりです。

その様子はごく自然で、傍から見ていてとても仕事のようには見えません。無理がなく楽しんでるのです。

電話の相手も、構えることなくたわいもない話をしながらついついペースに引き込まれているのでしょう。

気が付くと購入を検討するまでに持ち込まれるわけです。

まさしく神業のようになんなくやってのけてしまいます。

多くの人が、まじめに努力してもなかなか成果を出すことができないことを遊びながらできてしまう。

遊びながらとは少し語弊がありますが、彼女は電話時間中まじめにやっていない…

典型的なADHDの不注意で、すぐに飽きてしまうようなのだ。

(多くの人も飽きてしまうのですが、仕事であり自律心によって業務を遂行するのである)

3分の1の時間はさぼっている。

キョロキョロそわそわして周りが気になり、前の人とおしゃべりしたり全然関係ないことを始めたりする。

ある時は、机の上や机の上のものをアルコールで拭き始めたり…

皆がまじめに電話をかけている最中に。

(日頃から異常な潔癖症で、手が荒れるくらい手を洗いまくる)

上司はこのことを良く分かっていてたまに見回りに来て注意するが、いなくなるとまたさぼりだす

しかし、そろそろやるかと一旦始めだすと急にスイッチが入り大変な集中力を発揮する。

(普段が普段なので相手が電話に出ると別人格に早変わりする)

相手の間から心の動きを読み取り、ごく自然に、徐々にYesを引き出し、少しづつ誘導していく…

相手はものを押しつけられている感じは受けず、会話についつい引き込まれてしまうようだ。

最後に「ありがとうございます」と何度も言い、見えないのにぺこぺこ頭を下げ、

まるでいい人~

(普段もそのかんじでいけばいいのにと思うのですが…(いい人は大変)余計なお世話でした)

普段はというと、ADHDの多動・衝動性から話し出したら止まらずとにかく騒々しい(割愛)

まわりにとても迷惑をかけているが、誰もとがめないので本人はそのことに気付かない。

たまに自分の仲間や上司に、常識のなさをきつくダメだしされ傷ついている。

そんなことはどうでもよいのですが、

どうしてまじめにやっている人達より成果を出せるのかなのです!

 ADHD向いている仕事の条件

1 仕事内容がアポイントのみの一点集中でパターン化している

2 契約に関する細々とした雑務や大きな責任が少ない

3 営業時間中は、自由自在に自分のアイデアを発揮できる

4 細かい縛りがなく成果主義の比較的ゆるい社風

5 仕事に他の人との連携がなく一人でできる

6 毎回相手が違い適度な刺激と変化があるので飽きない

7 適度に難易度が高く、単調でないため飽きない

特に営業という仕事は、十人十色、型にはまらず正解もありません。

なので教えられるものでもなく、その人の持ち味であったり、センスや才能の部分が大きい。

ADHDの人は、コツコツ努力することは苦手ですが、反応が早くひらめきがあり感覚的な人が多い。

飽きっぽいADHDの人も、好きなことは長く続けることができ、過集中で大きな業績を残したりします。

スポーツ界では長嶋監督が有名です。当時、長嶋監督が原辰徳選手にバッテング指導したそうです。

「ビューーと来て、パシンと打つ」

まさに感覚的です。(当時、原選手は分からなかったそうです) 誰にも分かりませんね。

また、ADHDの人は好奇心も旺盛でアイデアも豊富、自由人なので芸能人や記者、デザイナー、ライターの仕事など、関心が高ければ力を発揮できるのではないでしょうか。

日頃、天真爛漫で活動的なADHDの人のとって、得意不得意な仕事をまとめてみました。

 ADHD向いてる仕事

  • ひらめきや企画力を生かされる仕事
  • 新しい情報を集める仕事
  • 臨機黄変に手早く作業する仕事
  • 自主的に動く仕事

 ADHD向いてない仕事

  • 文字や数字などの正確に入力する仕事(ミスが出る)
  • 同じことを続ける反復作業の仕事(ストレスがたまる)
  • 計画的な仕事(予定に従わず、やりやすいところから手を付けてしまう)
  • 自分から動くより待つことが多い仕事(飽きてしまう)

そして、具体的な職業をとりあげてみました。



 ADHDとアスペルガー 向いてる職業

専門的 → 研究者 学者 医師 理数系や美術の教師

刺激と変化 → 警察官 記者 マスコミ関係 作家 プロデューサー

機械を使う → 調理師 電気技師 理容師 自動車整備士

視聴覚的 → カメラマン スタイリスト 漫画家 建築業 コンピューター

 ADHDとアスペルガー 向いてない職業

  • 人格が問われる→  保育士 看護師 介護士 弁護士
  • 同時に複数の要求に答える →  ウエイトレス 調理師
  • 不測の事態への対応 →  コールセンター 顧客窓口
  • ミスが大事故になる →  パイロット 運転士 交通運輸関係
  • 協調性、対人スキルが要求される → 営業職 接客業
  • 管理能力が求められる →  経理 人事 総務

こちらの記事もご覧ください→ADHD、アスペルガー併発 特性を活かす仕事と避ける仕事 適職を考える

 避けたい仕事

同時に多くのことを求められる仕事

正確さやスピードをもと求められる仕事

細かい配慮が求められる仕事

これらは、ADHDの不注意からミスが頻発する可能性が高くなります。

人格が求められ人を援助する仕事は、ADHDの多動・衝動性から忍耐強さにかけるので特に避けたい仕事です。

 まとめ

ADHDの人は、自分の特性を知らず、仕事のミスや人間関係でつまずき転職を繰り返しやすいといわれます。

やりたい仕事ではないと、苦労して入った会社をあっさりやめてしまい、家族が唖然とすることもあります。

反対に、やってみて向いていたということも含め、能力を発揮している人もいます。

向かない仕事に就かないためには、自分の傾向を事前に知ることが大切です。

最後に
天職は全体からすると一握りかもしれません。または、仕事にやりがいや達成感、充実感が得られることも天職といえます。

こちらの記事もご覧ください→忘れっぽくてミスが多い、できないことが多くて仕事が遅い それってもしかしてADHD?