DV父親は高機能広汎性発達障害だった 娘の夫も父親似?遺伝ではない家族性とは?

子供の頃、父親の家族への暴言や暴力で子供時代を過ごした娘が、なぜか気が付くと結婚した夫が自分の父親(毒親)にそっくりだった。

もしくは、ファザコンの娘は自分の父親と似ている相手を夫に選ぶと昔からよくききます。

これは、家族が一緒に過ごし習慣や価値観、考え方が似てくる「家族性」というものです。

発達障害の継承には遺伝的要因だけではなく環境的要因「家族性」も含まれます。

 父親に似た相手を選ぶ原因

 父親(毒親)との関係を他者との関係でも繰り返す

機能不全家族で育った娘(AC)が父親(毒親)を否定しているのに、

なぜか同じような高圧的な人に慣れ久しさを感じて関わる傾向がある。

ACは、自己肯定感や主体性が通常に育まれず相手の言うがままになりやすい

反対に、精神的に健康な人間であるならば、容易に人に振り回されることがありません。

例えば父親と反対の優しいタイプの夫を選んだつもりが、定職に就かず無職で父親と共通していた。

同じく優しいタイプの人だと思ったら、浮気を繰り返すタイプで結局父親と同じだった。

こうした毒親、毒夫は、高機能広汎性発達障害に限らず他の発達障害ADHDであることや、両方を併発していることもあります。

発達障害同士は惹かれ合う

自身や相手も発達障害であったりするなど、相手の人格を見抜くことができず似たもの同士が引き合う。

健常者においても、親からの干渉や強制が極端に強く幼少から自己の確立が出来なかった場合、一方的な発達障害と関係を持つことが多い

こちらの記事もご覧ください→ADHDは遺伝が主な原因 ADHD親の特徴と子どもの確率

 ASDとは?

以下の2つを総称して自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害  PDD)といいます

 自閉性障害(言語発達に遅れがある)

  • 高機能自閉症{自閉傾向が強く知能指数IQが70以上ある 知的障害を伴わない}
  • 低機能自閉症{自閉傾向が高く知能指数IQが70以下 知的障害を伴う(カナー症候群)}

 アスペルガー症候群 (知能が高く言語の発達の遅れはない)

 高機能広汎性発達障害とは?

知的障害を伴わないアスペルガー症候群高機能自閉症のことをいいます。

高機能とは、機能が優秀と言う意味ではなく知的障害より基準が高いことを表します。

 高機能広汎性発達障害の特徴

  • 社会性の障害(人に関心がない)
  • コミニケーションの障害
  • 想像力の障害(こだわりが強い)
  • 興味の範囲が狭い

人への愛着がなく無関心。他人を理解出来ないため人間関係がうまく築けない。

飽きずにいつまでも繰り返す情動行動や、特定のものに執着するこだわりがある。

急な変化や変更に対応できない、突然パニックに陥るなどの特性がある。

 自閉症から見た世界

高機能広汎性発達障害の人は、自己と他者を同時に意識できない。

自閉症の人に限らず発達障害の人の様子は、他者が存在していない自分一人世界のように見えます。

人の話を聞いていないようであったり、話をしてる時は一方的に話をします。

自分の言動が相手にどう映るか、どう影響するかなどは全く頭にありません。

自己他者認知能力の欠如で、職場や家庭では当然トラブルが多くなります。

 高機能広汎性発達障害キレる原因

  • こだわりが強い
  • 自己抑制能力の欠如
  • ストレス耐性の欠如
  • 道徳性の欠如
  • 認知の欠如
  • サイコパス

高機能広汎性発達障害は、キレやすく些細なことでも不機嫌になり態度が翻って怒りを爆発させます。

キレたとき、一種の乖離状態に陥り後で聞いても覚えてないことがあります

その様子は極めて異常で、健常者とは明らかに違うと家族の人から聞きます。

健常者の場合もキレることがありますが、常日頃ではなく些細なことではキレないのです。

通常はまず、キレる内容であるか(自己、状況認知)、キレることで意味、効果があるか、マイナスにならないか(想像力)、相手の意図は何か(他者認知)と無意識に考え、のべつ幕無しに感情を爆発させたりしません。

そして発達障害の特性によるこだわりです。

このこだわりから自由がなくなり、全く融通が利かず家族を強いて責め立て自分をも追い詰めていきます。

情緒的なかかわりがないサイコパス)ことも関係します。

そもそも自閉症の人は人に関心がなくコミニケーションに問題があります。

むろん相手の痛みが分からず自己制御力は働かず、ためらいなく相手を傷つけます

話し合いなどは不可能で全く通じません。

 家族の苦脳

怒りとは崩壊であり、人との信頼全てを失うことを意味します。

発達障害は我慢のできない障害、不幸な疾患ともいわれる。

家族だからこそ遠慮がなくなり、苦しみは大きい。

本人の自覚がないため、父親への憎しみは、家族であるからこそ一層強くなる。

 まとめ

DVや虐待を受けた後遺症は、生きずらさという形で生涯にわたり尾を引きます。

人間関係の問題とは、遺伝や家族性のある発達障害といっても過言ではないでしょう。(高機能広汎性発達障害やADHD)

二次的問題を防ぐためにも、今後一層、発達障害の性質を見抜く、ケアをする、そうした時代がいそがれるのです。

こちらの記事もご覧ください→知的障害が伴わない高機能広汎性発達障害とADHDの共通する問題点とは?