精神的DVを相談する 束縛依存型のASDか無関心暴言型のADHD? 

多くの精神的DVの原因は脳にあった。コミュニケーション能力に欠陥がある発達障害の特性にあります。

精神的DVのトラブルは、人に関心を持たない発達障害の不適応の症状である。

人間関係に重点におく一般の人と、自由にやりたい発達障害の人との違いで諍いがおこる。

我を通す発達障害に、修正を求め太刀打ちできない共依存のパートナーへ、DVへと発展していく。

一人世界の発達障害の言動には抑制は働かず、結婚という枠組みにはきちんとおさまらないのです。

痛みを感じる一般人と無慈悲なサイコパスは、性質が違いうまく交われない。

発達障害とDV(虐待)は関係性が高いことが分かっています。

こうした問題は先伸ばしにせず、各機関、病院に相談をおすすめします。

精神的DVとは

精神的DVは、夫婦喧嘩と混合しやすいのですが言葉の暴力だけではありません。

直接の暴力以外のパートナに対しての不当な行為も相当します。

不当な行為とは、人権を無視した行為ともいいかえられます。(以下参照)

DVは婚姻生活を破綻させる行為で、正常な大人の行動ではありません。

精神的DVは、認知制御が不能の状態であるといえます。

虐待者は、他者認知はもちろん自己認知も劣りDVの自覚はありません。

正常な判断が出来ないわけですが、それはDVがおこっている時だけでしょうか。

日頃から、認識や判断(認知)においてズレが多く見受けられることはないでしょうか。

例えば、

  • 支配的で完全な上からの言動
  • 言うことがつじつまがあわない
  • 言うことに一貫性がなくコロコロ変わる
  • 言ったことを忘れている
  • 自分だけ好き勝手に行動する
  • 平気でうそをつく
  • 都合が悪くなると怒り出す
  • 後先が考えられない言動

このようなことが多ければ、発達障害が考えられます。

また、親からのDV、虐待被害者であるアダルトチルドレンの人も怒りやすいことがみられます。

家族性から健常者の子どもも大人になり、相手を責めやすい傾向があります。

(精神的DVが、大きくならないよう被害者、加害者に限らずカウンセリングで相談が可能です)

精神的なDVの例

誹謗中傷や暴言を吐く  罵ったり怒鳴り散らす

困るようなことを言っておどす

人格の否定する 監視や行動をチェックし束縛する

日常の行動を制限する   大事なものを壊す

生活費を負担しない  継続的に無視をする

同居をしない  不倫をする

精神的DVをする人の特徴

精神的DVをする人の特徴は、未熟で子供の行動と共通しています。

態度は尊大ですが、大人になりきれない子供です。

一方的で自己中心的な言動で、人と情緒的な深い関わりが持てません。

DVの行為には人間味は感じられず、無慈悲で冷酷さがうかがえます。

DVは、相手の尊厳を奪う行為であり相手の存在を認めていません。

これらの特徴は発達障害の特性で認知機能に関係します。

発達障害の人は、融通がきかず人の話に聞く耳を持たず我を通します。

その人の性格と混合しやすいのですが、DVには原因があります。

「困らせる人」に共通するのは、相手の些細なミスを絶対に許さない、融通がまったくきかない、他人に対して上から目線だったり厳しすぎたりする、すぐに相手を馬鹿にする、すぐにキレる、言葉尻を捉えて執拗にくちで攻撃する、相手を徹底的に論破する、人を気づ付けても平気、常に自分が正しくて相手が間違っているなどというような言動をとり、相手を精神的・身体的にとことん追いつめる等をします。

いわゆる一種のパワハラです P4~

結婚してから相手がそういう「困らせる人」だと分かった場合も悲劇です。 P5~

本人は「自分には問題がない」「うまくいかないのは相手がわるいからだ」と頑なに思い込んでいて問題は自分のほうにあるなどというような自覚はまったくといっていいほどありません。 P6~

つまり彼らは自分の特性を知らないがゆえに、他人に対しては「困らせる人」になって人を傷つけ、自分に対しても傷つけ追い詰めていくのです。 P7~   発達障害を仕事に活かす 星野仁彦

発達障害とは

主に、注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、があります。

これらの発達障害は脳の機能の障害で、10人に一人いるといわれ親の育て方や病気、精神疾患ではありません。

脳の機能とは認知機能のことで、理解力、記憶力、計画力、実行力、想像力です。

2つは脳の機能不全による障害で、それぞれ同じ脳の前頭葉に原因があります。

前頭葉とは、感情のコントロールを司る機能で、前頭葉に問題があると人間らしさに欠けた行動をとりやすい。

こちらの記事もご覧ください→ADHDは遺伝が主な原因 ADHD親の特徴と子どもの確率

DVは主にADHDかASD(アスペルガー)

  • ADHD(注意欠陥多動性障害)の障害特性

不注意から、注意散漫で人の話をよく聞けず、自分の興味関心以外には反応が薄く無関心。

多動衝動性から、せっかちで怒りやすく衝動的で、ストレス耐性に欠けます。

抑制が働きにくく感情を抑えにくい。

新奇追求傾向から飽きっぽく新しいものに関心が移りやすい。

付き合う人や仕事、家などをよく変える傾向があります。

パートナーとの関係が悪くなると執着せず、次に行動をおこしていきます。

家庭を持ち子供がいようと無責任に浮気や不倫、離婚と短絡的に行動しやすく、注意が必要です。

  • ASD(自閉症スペクトラム)の障害特性

コミュニケーションの問題から、人付き合いが苦手で一人でいることを好む。引きこもりやすい。

こだわりが強く常同行動があり、相手にも強要したり一方的に相手を理屈で責め立てる。

変化を嫌い、依存度が高い。

精神的DVと夫婦喧嘩の違い

精神的DVは、身体的DVに比べ暴力的な行為がないため、夫婦喧嘩との境界があいまいです。

DVと夫婦喧嘩が違う点として、夫婦喧嘩は相手に主張をしても、どこかで折り合いをつけたいことがあります。

DVは、相手に権限がなく一方的な態度で相手に深いダメージを与えます。

精神的DV加害者への対応

DV加害者を良く知ることで対策をとることができます。

DV加害者が発達障害であるなら、すべき対応が違ってきます。

まず、暴言を吐く相手の感情を、激しく言い返してあおらないほうがよいでしょう。

それは、相手が自分の行為を認識できていないために、言い合っても無意味だからです。

発達障害の場合、自分の行為をあらためる可能性は非常に低く、DVをしている時点で既に互いの信頼関係を失っています。

話もつじつまが合わなかったりズレている発言が多いですが、相手を追い詰めると暴力に発展してしまう恐れもあり危険です。

しかし毅然とした態度で冷静に対応していくことです。

声を荒げて暴言がひどくても、いつまでも続きません。

もちろん、相手の無謀な要求には答える必要もなく、その場しのぎで相手の考えに同調することもありません。

自分が正しいとますます横柄な態度に拍車がかってしまうからです。



発達障害 精神的DVの相談

精神的な苦痛を長期で放置することは、知らず知らずに妻の心が追い詰められ自分では気づきにくいものです。

DVは、ご自身とお子様に精神的な苦痛、不安、失望を与え、その先の果てにあるものは死です。

人は長い間失望を与えられ続けられれば、心が病み何を考えていくようになるかです。

DVを長く放置していれば、ゆくゆく精神的な疾患につながる恐れがあります。

親の精神的DVを、日頃子供に目撃させることもDVとして含まれます。

DVが酷いときには、生きていく気力や希望も失われ、子供が生きずらさを抱え引きこもりなることもあります。

それだけではありません、子供は見たもの聞いたものをそのまま学習します。

常日頃の両親のそうしたやりとりを、恋愛や結婚で将来再現しやすくうまくいかないことがあります。

しかし発達障害の特性をよく知ることで、よりよい対応が考えられ二次問題を未然に防ぐことも可能です。

発達障害かと思われたら、発達障害の専門医のいる病院に診てもらうこともおすすめします。

ご家族の方の相談も可能です。

こちらの記事もご覧ください→大人のADHD  病院の探し方と実績で有名な発達障害おすすめの専門病院

まとめ

発達障害のアスペルガーの夫の妻が、カサンドラ症候群という精神疾患になってしまうことは知られています。

意思疎通のない夫婦関係の、パートナーの精神的負担は計り知れません。

なかなか人には相談しづらしく、一人で抱えがちになります。

このままの状態は決してよくありませんが、経済的なことや子供がいれば学校のこともありすぐに動けないことが多いのが現状です。

精神的DVは、殴る,蹴るなどの身体的虐待や性的虐待と同じく、子供の発達過程の脳に影響を及ぼす可能性があります。

DVを受けている本人だけでなく、見えにくいですが子供の人生にも悪い影響を与え、後に形としてあらわれてきます。

こちらの記事もご覧ください→不幸な疾患ADHD。恋愛も結婚も長続きしない!大人発達障害の特徴

これらのことも含めて、最終的にはDVを受けている自身が一番どうしたいかの決断に限るのです。

こちらの記事もご覧ください→子どもへの精神的DVをどうしてもやめられない親の方へ 親の深い心理的闇とは?