大人の女性と男性が発達障害ADHDと診断され治療が困難な原因

大人のADHD女性、男性が診断を受ける、治療の効果はどこまで見込めるのでしょうか。

治療とは、主に大多数の定形発達(健常者)の人と共生していくための認知療法で、

今まで生きてきた自己の認知を、全面的にひるがえす作業でもあります。

他者意識がうすい発達障害の人に、治療が受け入れられるのか。

大人の発達障害ADHD女性と男性

注意欠陥多動衝動性障害の頭文字をとりADHDといいます。

不注意、多動性、衝動性と3つの特性があります。

そして、不注意優勢型、多動衝動性優勢型、混合型の3つのタイプの人がいます。

(ADHD大人の女性の場合、男性に比べ子供の時の多動がおさまっている人が多い)

普段の生活や仕事に支障をきたし自分はもしかしてADHDかもしれないと、病院を訪ねる人は全体の人数からはまだまだ少ないようです。

その原因は、自己認知が難しいことと、多くは本人は困っていないケースが多いためです。具体的に、

1 他者意識がない

2 認知の歪みに気付かない、理解できない

3 良心の呵責に薄く改める必要性を感じない

このことは、発達障害ADHDの人が人間関係が長続きしなくても、

1 その原因がすべて自分以外の外にあり

2 別段さみしいとは感じていない

ということから分かります。

発達障害ADHDの人は、

子供の頃から人より変わっていて親をはじめ周りから虐げられてきてすっかり自信を無くしている人と、

失敗を気にせず、果敢に行動をおこしていく人、とに分かれているようです。

前者は被害者意識が強く、後者は積極的に行動していくので人間関係のトラブルが多い。

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大人発達障害ADHD多動衝動性優勢型

後者のADHDの人が、多くの問題の加害者になる。

多動衝動性優勢型の人は攻撃性が強く、キレやすいことから、人間関係のトラブルが多い。

先ほどの後者の人に結びつきます。

後者の人が、親や上司など上の立場の人間であったなら、部下や子供は頻繁に執拗に攻撃を受けることになります。

弱い立場のものは完全に逃げ場がありません。

こうしたとき、健常者が被害者になり、発達障害ADHDの人が加害者になる。

健常者も発達障害者も、被害者になり加害者にもなりうる。

しかし、発達障害者の加害者だけは、事情が違うのです。

多動衝動性が強いADHD人は、人当たりの良さとは裏腹に

破壊的な性質を持つ

多動性から、せっかちで常にイライラしている。

衝動性から、我慢が出来ない キレやすい 相手を責める

そして、認知の歪みから物ごとを自分側からの判断基準でしか計れない

自己尊大で偏った強い思い込みがあります。

それは、上からの決めつけた物言いにあらわれます。

そして、人を傷つけることに何も感じない薄情さ(サイコパス)をもつ。

なので、加減が分からずためらいなく相手を責め立てます。

そして、自分で決めたルール通りに相手が従わないと気が済まない。

完全主義に陥り、すべてが気に食わず満足がいかない。

限度が無く相手を執拗に管理し、自由を奪う。

相手が部下や子供であれば、自己肯定感や自信を持てず、精神が病んだり自立不能にまで追い込まれます。

現代のうつ病の原因の多くは、親や上司の行き過ぎた養育や管理である子ども虐待や職場のパワハラです。

このことは、その人間にとって人生に影響を及ぼすぐらいの重大な問題であるのに、親子や上司という絶対的な関係から見逃されている。

うつ病という疾患は、幼少期の養育が原因が主で根が深く、発達障害の二次問題とされています。

こうした行き過ぎた行為は、性格やしつけではなくADHDの障害特性であることが多い。

障害者という弱者では決してなく加害者にあたるである。

特に職場のパワハラする上司は人の上に立つため、障害であるなどとは本人をはじめ誰もが思わないのです。

大人発達障害はアンバランス症候群

発達障害とは、障害というより、得意不得意の能力の差が大きくアンバランスであることです。

例えば、

  • 出来ないこと

自己、他者認知が劣り、空気が読めない、抑制がきかない。

  • 出来ること

感覚的なことでは、スター性、ユーモアのセンス、リーダーシップがあります。

(健常者は能力の差が大きくあらわれない)

発達障害ADHD女性と男性の診断と治療

後者の多動衝動優勢型の人が病院へ行き診断、治療の前の段階である自己認知する可能性は低い。

実際の診療の現場でも、診断を認めたがらなかったり、信じないことがあります。

病院へ行くだけいいのですが、人に言われてそれを否定したいために行く場合もあります。

発達障害を疑うこと、病院へ行くことは難しい。

自覚を持てない、いき過ぎなことに気付けない(認知)ことが障害でもあります。

ではどうしたらよいのでしょうか。



ADHD多動衝動性優勢型のパワハラと虐待

発達障害を取り巻く周りの人間が、発達障害に対しての知識を十分に得て対処すること。

振り回されないために、起こる事態を予測し、なるべく回避することが重要です。

職場でいうと、被害を最小限に抑えるためにメンタルを十分に上げる、スキルを上げることです

しかし、家庭において子供である場合は対策がありません。

このことは起こることが分かっていていても避けられずに、今日まで多くのうつの患者を排出してきてるのです。

まとめ

大人の発達障害ADHDの人は女性も男性も、症状の強さにより問題の加害者になる。

それは犯罪にならない程度でも、親や上司、上に立つものであれば、その人の人生に大きく影響を与えます。

こうした問題は、ここ10年の間に発達障害との因果関係があることが分かってきています。

しかし、まだまだ当事者だけの見えにくい問題になっています。

こちらの記事もご覧ください→身近な発達障害 大人の女性ADHDの特徴について