子供の多動症をチェック ADHD多動の症状は大人になりどう変わる?

子供に発達障害があると診断されたとき、両親の受けるショックは大きいことでしょう。

しかし、発達障害とは認知の偏りですが才能の偏りであるともいえます。

早い時期に、発達障害の多動症をよく理解することで、怒ることを減らし親子のストレスを軽減できます。

発達障害は病気ではなく、一人一人個性が違うように生まれ持った特性です。

子供のできないことについ目がいってしまいがちですが、得意なこともあります。

得意不得意の差が大きいアンバランスであることを理解し、得意な分野を伸ばしてあげることが大切です。

ADHDの症状とは

注意欠陥多動性障害といわれ、不注意、多動性、衝動性の3つの特性を持つ発達障害です。

そして、不注意優勢型、多動・衝動優勢型混合型の3つのタイプの人がいます。

ADHDは、3つの特性に加えて他の障害も併発する場合が多い。

学習障害(LD)を持つ場合は、6割

不安障害や気分障害の場合は、2~7割です。

子供の多動症の症状をチェック

ADHDの特性があらわれるのは、4歳以降で遅くても7歳ころにはっきり分かるといわれます。

中には、小学校入学後も気づかず12歳ごろに分かることもあります。

多動症があまり目立たず不注意だけの場合、ADHDであるか青年期以降も分からないことがあります。

子供がどのタイプであるのか、多動症の症状が強いかチェックしましょう。

不注意

  • 間違いが多い
  • すぐに飽き、集中力が続かない
  • 聞いてないようで無視をする
  • 指示に従えない
  • 忘れ物が多い 物をよくなくす
  • 毎日やってることを忘れる

多動性

  • ウロウロ立ち回ったり、物音を立てる
  • そわそわもじもじ手足を動かす
  • 椅子にじっと座っていられない
  • 静かに過ごすことができない
  • よくしゃべる
  • 整理ができない

衝動性

  • 思いつくとすぐ行動する
  • 刺激に反応してはしりまわる
  • 順番を待てない
  • 列に割り込む
  • 会話や遊びを邪魔する
  • 質問を聞かずに答えてしまう

こちらの記事もご覧ください→ADHD子供の多動の特徴 いかに備え敏速に対応するか

親が子供に考えねばならないこと

発達障害は、精神病的な症状ではなく、認知理解の問題で生活・学校生活に問題が生じることです。

病気の場合は治療で良くなりますが、発達障害は完治はしませんが発達してゆくことで症状が改善していきます。

大切なことは、子供の出来ないことより、出来ることや良いところを引き出し伸ばしてあげることです。

ADHDの子供が何度同じことをいっても聞きわけがないのは、すぐに忘れてしまう不注意の症状です。

少しもじっとしていられないは、多動症で体の症状です。

これらはある程度仕方がなく注意しても繰り返してしまいます。

子供の自己肯定感を失わないよう、親は普段からあまり叱り過ぎないようにすることが大事です。

こちらの記事もご覧ください→大人の多動とはどういう症状か?仕事でADHDの多動を克服する

多動症は大人になり症状はどう変わる?

大人になって多動症は、ウロウロ立ち回ることはなくなってもそわそわ落ち着かずじっとしてられません。

話し出したら止まらなかったり、自分ばかり話す。

話も動きもスピーディー、せっかちで怒りやすい。

これらは子供の頃は仕方ないとしても、大人になれば周りからひんしゅくを買います。

障害の自己認知がない人は、このことに全く気が付きません。

しかしそれよりも大人になって問題になってくるのは、全般的な認知の偏りです。

主に人とのコミニケーションがうまくいかないことです。

他者の感情が理解ができないところに、多動症の症状が控えられない。

多動・衝動優勢型の人は、不注意優勢型の人より我を通しトラブルになりやすい。

そして、問題を指摘されたり注意されると、すぐに反抗的になり文句を言って反発してきます。

こうした態度は、他者をかえりみることがない認知の偏りによる症状の一つといえます。

ですので、人との関りが一方的になります。

このことを思春期以降、親はADHDの子供に他者の立場になって考えることをよく分かるよう根気強く伝えていくことです。

ただし、親子がこじれた関係では、多動症のある子供は大人になり頑として聞く耳を持たなくなります。

このことを踏まえ、親は常に多動症のある子供に日頃から、冷静に対応する必要があります。

(遺伝で親もADHD、特に多動衝動性優勢型の場合、忍耐力、理解力に欠け、障害を分からずに普段から強く叱ってしまいやすい)

こちらの記事もご覧ください→ADHDは遺伝が主な原因 ADHD親の特徴と子どもの確率



まとめ

人間関係がうまくいかない原因は、コミニケーション不足も含め、他者理解と他者への関心がないことです。

発達障害、ADHDの多動症を持つ人は、特性ゆえに人間関係が長く続かず自己肯定感が低かったりします。

また、そのことが発達障害が原因であると知らない人が、まだまだ多いのが現状です。

自分で気づくことは難しいので、親が本人に特性を十分理解できるよう伝えていくことが大切です。

こちらの記事もご覧ください→ADHDの赤ちゃんの多動の兆候はいつから見られる?